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編曲の根源
BWV1039、BWV1025、BWV1033
これらの作品には共通点があります
聖書がラテン語からドイツ語に訳されたように
讃美歌がコラールとして歌われるようになったように
プロテスタント・ルター派にとっては
自ら祈りを捧げることがとても大切とされていました
はじめにあげた作品における共通点は“編曲”
音楽家が自ら奏で、祈りを捧げることが出来るようにという信仰心により
編曲が生まれたと考えられます
リコーダー、トラヴェルソ、チェロ、チェンバロ奏者
4人がそれぞれの知識と経験、アイデアを盛り合わせ
たくさんの祈りが込められた“編曲家・バッハ”
の素顔に迫ります
2025/6/11(水)
14:00開演(13:30開場) セントマーガレットウェディング (JR柏駅より徒歩5分) 全席自由:一般4,000円、U-25 2,000円
5月16日(金)頃
演奏プログラム公開
About
バッハだけではない、
ひらかれた信仰と音楽
18世紀の有名な作曲家にゲオルク・フィリップ・テレマンがいます。彼は“音楽による礼拝”を1725年に出版しましたが、こちらは教会で演奏されるものを家庭でも演奏できるようにと、少ない編成で作曲されました。1725年には亀の子文字で出版された楽譜も、1731年にはラテン文字で出版されており、より多くの人々が楽譜・音楽に触れられるよう工夫がされています。
さらには、歌のパートを器楽で演奏することも良いと書かれているとか。
このカンタータの序文には、神様がこのような力を与えてくださるよう、これによって神様の名誉が更に高められ、奉仕されるよう祈りますと書かれています。
18世紀から続くこのような働きにより、現代の日本でも古楽が盛んに演奏されるようになっているのかもしれないと思うと
作曲家の想いが生き続いている気持ちが湧いてくるようです。

出演者

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